飲食ビジネスナビ

喫茶店のFC加盟比較|加盟金・ロイヤリティ・基本初期費用

読了時間:

喫茶店業態でFC加盟を検討するときに、比較の起点になる主要本部をまとめました。金額は、本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件で確認できたものだけを載せています。

同じ配置で並ぶコーヒーカップ
喫茶店は滞在が長く、回転で売上を作れません。型に乗るなら、モーニングなど時間帯で客数を作る仕組みを本部が持っているかを見ます。(イメージです。特定のチェーンの商品ではありません)

主要FC本部の比較

コメダ珈琲店

ロイヤルティは売上に連動しない席数に応じた固定費です。公式には「例:ロードサイド店舗90席の場合 135,000円(月額)」と示されています。加盟金は2号店目から1店舗につき150万円。ほかに加盟保証金300万円(連帯保証人2名以上)・600万円(1名)・900万円(保証人なし)、研修費用50万円(3名対象・約3か月)、店舗施工指導料はロードサイド350万円/ビルイン・SC・居抜き200万円です。消費税別、加盟保証金は非課税とされています。

加盟金
300万円
ロイヤリティ
1席あたり月額1,500円
基本初期費用
公式に総額の記載なし
出典
コメダ珈琲店 公式「フランチャイズオーナー募集」 本部の公式サイト(2026-08-17 確認)
星乃珈琲店

ロイヤリティは席数に応じた月額固定で、公式には「100席の場合 100席×1,500円=150,000円」と示されています。ほかに商品売買保証金100万円(売買契約終了後に残額を返金)、研修費用15万円/人、設計指導料はロードサイド150万円/ビルイン100万円。契約期間は10年間(以後2年ごとの自動更新、中途解約予告は6か月前)。金額はすべて消費税を含みません。物件の提供・斡旋はなく、初期投資の負担制度や融資制度もないと明記されています。

加盟金
300万円
ロイヤリティ
席数×月額1,500円
基本初期費用
公式に総額の記載なし
出典
星乃珈琲店 公式「FCビジネスのご案内」 本部の公式サイト(2026-08-17 確認)
椿屋珈琲店

加盟条件は公式サイトでご確認ください。

加盟金・ロイヤリティ・初期費用は、 本部の公式サイト でご確認ください。当サイトで出所を確認できた金額がないため掲載していません。

※ 金額は、本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件を確認できたものだけを載せています。条件はプランや時期でも変わるため、加盟を検討するときは本部の資料と、交付される契約書・法定開示書面で必ずご確認ください。

運営会社の登記情報 (gBizINFO 連携)

経済産業省 gBizINFO API から取得した 喫茶店 業界の運営会社の法人番号・本社所在地。FC加盟相談・取引契約の前段確認に活用できます。

ブランド・運営会社 法人番号 本社所在地
タリーズコーヒー タリーズコーヒージャパン株式会社 9011101048118 東京都新宿区箪笥町22番地
カフェ・ベローチェ 株式会社シャノアール 1010901005814 長野県南佐久郡南牧村大字海ノ口2244-566
むさしの森珈琲 株式会社すかいらーくホールディングス 2010001138365 東京都武蔵野市西久保1丁目25番8号
サザコーヒー 株式会社サザコーヒー 5050001006771 茨城県ひたちなか市共栄町8番18号
ヴィ・ド・フランス 株式会社ヴィ・ド・フランス 3010001074766 東京都千代田区岩本町3丁目10番1号
アンデルセン 株式会社アンデルセン 2120001075787 大阪府大阪市中央区谷町7丁目2番13号

※ 出典: gBizINFO (経済産業省 法人情報基盤)。取得日: 2026-05-16。本部公式サイトでの最終確認を推奨。

上場大手の本社所在地・登記更新日

国税庁 法人番号システム Web-API で取得した 喫茶店 業界の上場大手 4 社の登記情報。

商号 法人番号 本社所在地 最終更新
株式会社ドトール・日レスホールディングス 2011001053983 東京都 渋谷区 2020-02-27
株式会社コメダホールディングス 2180001116676 愛知県 名古屋市東区 2018-04-12
株式会社サンマルクホールディングス 4260001004499 岡山県 岡山市北区 2024-04-16
株式会社銀座ルノアール 6011201015210 東京都 中野区 2018-07-27

※ このサービスは、国税庁法人番号システムWeb-API機能を利用して取得した情報をもとに作成しているが、サービスの内容は国税庁によって保証されたものではない。取得日: 2026-05-15

ロイヤリティは、営業利益に対してどれくらいの負担になるか

FCの条件は「加盟金いくら、ロイヤリティ売上の何%」という形で示されます。加盟金は開業時の一度きりですが、ロイヤリティは店が続くかぎり毎月かかります。売上の数%と聞くと小さく見えるので、当ページのモデル(15坪・月商96万円・営業利益10万円)に当てて、実際の額で見ておきます。

売上の5.5%は、この業態だと営業利益の51%にあたる
ロイヤリティなし(個人開業) 残る営業利益 10万円 ロイヤリティ 売上の3% 残る営業利益 7.4万円 ロイヤリティ 売上の5.5% 残る営業利益 5.0万円 原価・人件費・家賃など ロイヤリティ 残る営業利益

当ページのモデルP/L(月商96万円・営業利益10万円=営業利益率10.7%)に、売上に対するロイヤリティだけを乗せた場合です。売上の3%で月2.9万円、5.5%で月5.3万円。率は売上にかかるので、営業利益率が薄い業態ほど利益に対する重さが増します。喫茶店では5.5%が営業利益の51%にあたります。

3%と5.5%という幅は、当サイトが本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件で確認できた範囲の下端と上端です(売上に対する率を示している8本部・10プラン)。ただしロイヤリティは率だけではありません。コメダ珈琲店と星乃珈琲店は席数に応じた月額(1席あたり月1,500円・いずれも税別)、日乃屋カレーは月額38,500円(税込)の定額、CoCo壱番屋の独立支援制度は独立後は不要と、方式そのものが違う本部があります。加盟を検討する本部の条件は、上の一覧の出典から必ず確認してください。

この図は売上を同じと置いた比較です。本部のブランドで売上が伸びる、仕入れで原価が下がるといった効果は含めていません。加盟金と初期費用は開業時の負担なので、この図には入っていません。

個人開業 vs FC加盟の比較

観点 個人開業 FC加盟
初期投資 業態次第(自由設計) 加盟金 + 基本初期費用が固定で発生
ロイヤリティ なし 本部で方式が分かれる。当サイトで条件を確認できた範囲では、売上に対する率が3.0-5.5%、ほかに席数連動の月額・月額の定額・独立後は無料という方式がある
立ち上げの早さ 遅い(メニュー・運営すべて自設計) 早い(マニュアル・仕入網・SVサポートあり)
ブランド力 ゼロから構築 本部ブランドで集客可能
オペレーション裁量 自由 制約あり(メニュー・価格・営業時間)
失敗リスク 高(個人責任) 中(本部支援あり、ただし本部のブランド失墜リスク連動)
多店舗化のしやすさ 個人でゼロから 本部の多店舗化スキームに乗れる

FC加盟が向いている人

  • 飲食業未経験で、運営マニュアルとSVサポートを重視する
  • ブランド認知のある屋号で開業時の集客リスクを抑えたい
  • 3年以内に2-3店舗の多店舗化を目指している
  • 立地・物件選定に不安があり、本部の出店審査・SV判断を活用したい

個人開業が向いている人

  • 自分のメニュー・コンセプトで勝負したい
  • 飲食業界での実務経験があり運営に自信がある
  • ロイヤリティを払いたくない(長期で見ると個人開業の方が利益率高い)
  • 独自ブランドで差別化・地域密着を狙う

喫茶店の他のテーマ

喫茶店を考えるときに役立つコラム

10都市の喫茶店開業ガイド

業態×テーマの個別相談

記事の数値や打ち手を自店の状況に当てはめて検討したい場合は無料相談をご活用ください。