バーのFC加盟比較|加盟金・ロイヤリティ・基本初期費用
バー業態でFC加盟を検討するときに、比較の起点になる主要本部をまとめました。金額は、本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件で確認できたものだけを載せています。
主要FC本部の比較
加盟条件は公式サイトでご確認ください。
加盟金・ロイヤリティ・初期費用は、 本部の公式サイト でご確認ください。当サイトで出所を確認できた金額がないため掲載していません。
加盟条件は公式サイトでご確認ください。
加盟金・ロイヤリティ・初期費用は、 本部の公式サイト でご確認ください。当サイトで出所を確認できた金額がないため掲載していません。
※ 金額は、本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件を確認できたものだけを載せています。条件はプランや時期でも変わるため、加盟を検討するときは本部の資料と、交付される契約書・法定開示書面で必ずご確認ください。
バー業界の主要プレーヤー一覧
バー業態の主要ブランドと運営会社の対応表。FC加盟検討時に「同業態でどんなプレーヤーがいるか」「直営/FCのどちらが多いか」を俯瞰する用途で活用できます。
| ブランド | 運営会社 |
|---|---|
| HUB (英国風パブ) | ハブ |
| ミライザカ・三代目鳥メロ | ワタミ |
| 七厘・もつ鍋ふるさと | ジー・コミュニケーション |
| スクランブル | スクランブル |
※ 主要プレーヤーは バー 業態の代表的なブランドを編集部で選定。FC募集の有無は本部公式サイトで要確認。
運営会社の登記情報 (gBizINFO 連携)
経済産業省 gBizINFO API から取得した バー 業界の運営会社の法人番号・本社所在地。FC加盟相談・取引契約の前段確認に活用できます。
| ブランド・運営会社 | 法人番号 | 本社所在地 |
|---|---|---|
| ミライザカ・三代目鳥メロ ワタミカミチク株式会社 | 1010801030598 | 東京都大田区羽田1丁目1番3号 |
| 七厘・もつ鍋ふるさと 株式会社シナジー・コミュニケーションズ | 1120001122994 | 大阪府大阪市西区北堀江1丁目1番29号 |
| スクランブル 株式会社スクランブルショック | 1020001090962 | 神奈川県川崎市中原区上平間277番地3 |
※ 出典: gBizINFO (経済産業省 法人情報基盤)。取得日: 2026-05-17。本部公式サイトでの最終確認を推奨。
ロイヤリティは、営業利益に対してどれくらいの負担になるか
FCの条件は「加盟金いくら、ロイヤリティ売上の何%」という形で示されます。加盟金は開業時の一度きりですが、ロイヤリティは店が続くかぎり毎月かかります。売上の数%と聞くと小さく見えるので、当ページのモデル(15坪・月商270万円・営業利益49万円)に当てて、実際の額で見ておきます。
当ページのモデルP/L(月商270万円・営業利益49万円=営業利益率18%)に、売上に対するロイヤリティだけを乗せた場合です。売上の3%で月8.1万円、5.5%で月15万円。率は売上にかかるので、営業利益率が薄い業態ほど利益に対する重さが増します。バーでは5.5%が営業利益の31%にあたります。
3%と5.5%という幅は、当サイトが本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件で確認できた範囲の下端と上端です(売上に対する率を示している8本部・10プラン)。ただしロイヤリティは率だけではありません。コメダ珈琲店と星乃珈琲店は席数に応じた月額(1席あたり月1,500円・いずれも税別)、日乃屋カレーは月額38,500円(税込)の定額、CoCo壱番屋の独立支援制度は独立後は不要と、方式そのものが違う本部があります。加盟を検討する本部の条件は、上の一覧の出典から必ず確認してください。
この図は売上を同じと置いた比較です。本部のブランドで売上が伸びる、仕入れで原価が下がるといった効果は含めていません。加盟金と初期費用は開業時の負担なので、この図には入っていません。
個人開業 vs FC加盟の比較
| 観点 | 個人開業 | FC加盟 |
|---|---|---|
| 初期投資 | 業態次第(自由設計) | 加盟金 + 基本初期費用が固定で発生 |
| ロイヤリティ | なし | 本部で方式が分かれる。当サイトで条件を確認できた範囲では、売上に対する率が3.0-5.5%、ほかに席数連動の月額・月額の定額・独立後は無料という方式がある |
| 立ち上げの早さ | 遅い(メニュー・運営すべて自設計) | 早い(マニュアル・仕入網・SVサポートあり) |
| ブランド力 | ゼロから構築 | 本部ブランドで集客可能 |
| オペレーション裁量 | 自由 | 制約あり(メニュー・価格・営業時間) |
| 失敗リスク | 高(個人責任) | 中(本部支援あり、ただし本部のブランド失墜リスク連動) |
| 多店舗化のしやすさ | 個人でゼロから | 本部の多店舗化スキームに乗れる |
バーFCは、個人店の弱点を仕組みで補う
個人のバーは、マスターの腕と人柄で成り立つぶん、属人的になりやすく、開業直後の集客も自力で背負います。バーFCの価値は、この弱点を仕組みで補える点にあります。仕入れルートや酒の品ぞろえ、看板カクテルのレシピ、店づくりのノウハウを本部から借りられ、知名度のあるブランドなら開業直後から客が見込めます。未経験からでも始めやすいのが、バーFC最大の魅力です。
| 観点 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 集客・ブランド | 知名度と実績で、開業直後から客が見込める | 本部の評判の影響を受ける |
| 仕入れ・ノウハウ | 酒の仕入れルート・レシピ・研修で未経験でも回せる | 提供メニューや価格の裁量が限られる |
| ロイヤリティ | 定額方式なら、繁盛するほど負担割合が下がる | 売上が弱い時期も定額の負担が続く |
| 裁量 | 立ち上げの試行錯誤を短縮できる | 自分の世界観のバーにはなりにくい |
バーFCは、タイプと投資額の幅がとても広い
ひとくちにバーFCといっても、業態と必要な投資額は大きく違います。カウンターだけの立ち飲みやウイスキー専門の小型店なら400万円台から、パブや大型の飲み放題業態になると数千万円規模まで、10倍以上の開きがあります。大きくは、立ち飲み・小型型、ウイスキー・カクテル専門型、ブリティッシュパブ型、クラフトビール特化型、ワイン&イタリアンバル型に分かれます。どのタイプで、どれくらいの規模で始めるかを決めることが、バーFC選びの出発点です。
| ブランド(例) | 加盟金 | ロイヤリティ | 初期費用の目安 |
|---|---|---|---|
| お酒の美術館 | 150万円+開業支援150万円 | 月10万円(定額) | 400〜500万円 |
| 立ち飲み居酒屋ドラム缶 | 約100万円 | 月約4万円(定額) | 400〜600万円 |
| 立呑み晩杯屋 | 300万円 | 月8万円(定額) | 800〜1,000万円 |
| THE PUBLIC STAND | 500万円 | 売上歩合(約9%) | 3,000〜4,000万円 |
| PRONTO | 300万円 | 売上3% | 5,000万円前後 |
※金額は各社の公表・報道をもとにした目安で、時期・立地・物件で変わります。最新は各本部の募集要項で確認してください。
ロイヤリティは、定額か売上歩合か
バーFCのロイヤリティは、大きく「定額型」と「売上歩合型」に分かれます。歩合型は売上に対する率、定額型は席数に応じた月額や毎月一定額という形です。具体的な水準は本部ごとに違うので、上の一覧の出典で確認してください。定額型は、売上が伸びるほど売上に対する負担割合が下がるので、繁盛店ほど有利です。一方、売上が弱い時期にも同じ額を払い続ける必要があります。売上歩合型はその逆で、立ち上がりが緩やかなうちは負担が軽く、繁盛すると負担も増えます。小さく始めて客単価と常連で伸ばすタイプのバーは、定額型と相性がよいことが多いですが、自分の見込み売上で、どちらが手元に多く残るかを必ず試算します。
収益と、回収までの時間
バーFCの収益は、規模とタイプで大きく変わります。たとえば少人数運営のウイスキー系ブランドでは、8席ほどの小箱でも客単価4,000円・1日30人ほどで月商360万円、利益率25%前後というモデルが示されており、初期費用が小さいぶん回収も1〜1.5年と早めです。低投資の立ち飲み系では回収1年未満をうたう本部もあります。逆に、90席規模の大型パブ業態は月商800万円近くに達する一方、初期費用が5,000万円規模のため回収に3〜4年かかります。オーナーの年収は本部の収益モデル上の目安ですが、小さく高粗利で回すか、大きく数で稼ぐかで、必要な資金も回収期間も大きく変わります。「月商・利益率・回収年数」を、加盟前に自分の見込みで必ず試算します。
失敗しないための、加盟前チェック
- 立地:バーは立地が売上を大きく左右します。人通りや客層が、その本部の業態に合うかを確認します。
- ロイヤリティ体系:定額か売上歩合か、その他の月額費用も含めて、自分の見込み売上で負担を試算します。
- 資金と回収:初期費用だけでなく、回収に何年かかるかと、その間の生活費・運転資金を見込みます。
- 本部のサポート:仕入れ・研修・レシピ・販促がどこまで具体的にあるかを、契約前にはっきりさせます。
個人開業は、自分の世界観やこだわりの一杯で勝負したい人に向きます。自由度は高い一方、集客も数字の設計もすべて自分で背負います。未経験で、集客と仕入れを仕組みで得たい、早く軌道に乗せたいという人にはFCが向きます。開業収支シミュレーターで、ロイヤリティ方式ごとの手元利益を試せます。
FC加盟が向いている人
- 飲食業未経験で、運営マニュアルとSVサポートを重視する
- ブランド認知のある屋号で開業時の集客リスクを抑えたい
- 3年以内に2-3店舗の多店舗化を目指している
- 立地・物件選定に不安があり、本部の出店審査・SV判断を活用したい
個人開業が向いている人
- 自分のメニュー・コンセプトで勝負したい
- 飲食業界での実務経験があり運営に自信がある
- ロイヤリティを払いたくない(長期で見ると個人開業の方が利益率高い)
- 独自ブランドで差別化・地域密着を狙う
バーの他のテーマ
バーを考えるときに役立つコラム
- 業態比較表(36業態スペック)
- 業態別 営業利益率ランキング
- 業態別 客単価ランキング
- 業態別 開業資金ランキング
- FC vs 個人開業 5年累計収支
- 低投資で開業できる飲食業態
- 開業失敗の典型パターン
- エリア選びと業態フィット
- 開業1年目の月次資金繰り
- 個人開業 vs FC加盟の比較
10都市のバー開業ガイド
業態×テーマの個別相談
記事の数値や打ち手を自店の状況に当てはめて検討したい場合は無料相談をご活用ください。